昨日、今日、と2日連続で計10時間の「産業医研修会」に参加してきました。
産業医は、労働者の健康保持増進を図るために医学的な指導を行う役割を担います。
日常診療とはまたちがった視点での知識が必要とされるところがあり、勉強になりました。
その中で特に、『禁煙指導の意義、重要性』に関する講演を興味深く聴かせていただきました。
演者の先生が産業医として具体的に禁煙に取り組んでこられた事例などは、今後の参考にさせていただきたいと思いました。喫煙が、メタボリックシンドロームと並んで動脈硬化性疾患のいかに大きなリスクであるかをデータとしてあらためて確認し、喫煙者には禁煙が健康上の重要な課題であることを常に伝える姿勢を持たねばと思いました。愛煙家の方にとっては耳が痛い話でしょうが、これからの健康のために禁煙について考えてみませんか。