糖尿病は、自覚症状に乏しく、必ずしも患者さんが困って来院される、ということではありません。
健診のあと、受診するように勧められたりする方が多く、痛くもかゆくもないのにどうして?と思われる場合があります。
血糖が高いと、いろんな合併症が起こってきます。
合併症がでてからでは、合併症がなかった頃の状態にすっきりもどれるわけにはいきません。
なので、きっちり管理することをいっしょうけんめい勧めています。
関わった方々が合併症で困ることのないように、すでに合併症がある方もできるだけ進行しないように、今できることにしっかり向き合っていただきたいと思っています。
でも、症状がないと、なかなかピンとこないこともあるようです。
また、症状があっても、糖尿病と結びついては考えにくかったりもするようです。
病気の特性や今の病状について納得してこそ、十分な治療が継続していけるのだと思います。
疑問に思っておられることを解決しながら、ちゃんと治療して健康を保ってほしいと願っています。